原田守啓の個人研究のページ/ Morihiro Harada's personal website.

このページは,川を愛してやまない原田守啓の 研究についてまとめた私的なページです.
平成26年12月より,岐阜大学流域圏科学研究センターにおります.
This is personal website of Morihiro Harada, a researcher or river engineer of Japan.
My research interests are on river hydraulics, fluvial morphology, and habitat based on those systems.
I'm on the job as an associate professor in River Basin Research Center of Gifu University since December, 2014.


  
(根尾川/岐阜県揖斐川町,太田切川/長野県,原田川/鹿児島県)

岐阜大学 水系動態研究室のホームページへ    >>English site of  the Basin Hydrology Dynamics Lab.

近況は研究室のページにちらちらとアップしております。あとはFacebookを利用してます。

小さな自然再生」の活動記録のホームページへ  

岐阜県自然共生工法研究会 環境修復ワーキングの非公式ページです。

研究者情報・研究成果など

Researchmap(研究者情報、研究業績など)    >>    Researchmap(En.)       ResearchGate        J-GLOBAL

研究業績リスト(Paper list and hyperlinks)  

基本的に岐阜大のデータベースにも同じ内容が登録されているはずですが,業績リストのほうはネットで見られる論文等にリンクを貼りました。(2015/9)

■最近の話題

 日付    リンク等
2016.11 糸貫川 清流平和公園の水辺(岐阜県北方町)が、土木学会デザイン賞 優秀賞を受賞しました.  土木学会デザイン賞ホームページ  本事例のページ
2016.6  2016.6.2-3に東京大学で開催されました「河川技術シンポジウム」のオーガナイズドセッションにて,UAVを用いた河川地形の計測技術等について話題提供させていただきました.    
2015.12  文部科学省の気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)に、岐阜大学と岐阜県が、モデル自治体として採択されました。 私はこのプログラムの実施責任者を仰せつかってます。
 平成27年度から平成31年度までの5年間、SI-CATコミュニティの皆さんと、岐阜県さん、学内メンバーとともに、気候変動に高度に適応した岐阜県の姿を目指して突き進んでいきます。
 気候変動適応はありとあらゆる分野に及ぶ仕事なので、私は川のほうからアプローチします。  
 平成27年度気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)の採択課題の決定について (文科省)
2015.12  2015.10.19に土木学会で開催されました「河川・海岸の土砂水理に関するワークショップ」の講演録が公開されました。
 私はセッション2の三番目に講演させていただきました。講演資料もダウンロードできます。 
 河川・海岸の土砂水理に関するワークショップ開催報告
 (外部)
2015.6  応用生態工学 Vol.18 No.1に、特集:河床の見方−水理学と生態学,河川中上流域を中心として− が掲載されました。 本特集は、2013.9の応用生態工学会第17回大阪大会での自由集会の以前から企画されたものです。 
 応用生態工学(J-STAGE)
  *新しい号は学会員限定です。
2015.4  岐阜大学地域減災研究センターの兼任になりました。
 表向きは「清流の国ぎふ 防災・減災センター」です。 
 
2014.12  (独)土木研究所自然共生研究センターを離れ、
 岐阜大学流域圏科学研究センターに着任いたしました。感謝・・・  
 岐阜大学流域圏科学研究センター(外部)
2014.9   2014年 応用生態工学 第18回東京大会にて、
 最優秀口頭発表賞をいただきました! 
  「揖斐川高水敷掘削後の微地形形成とヤナギ類の定着」 
 土木研究所のページ(外部)
2013.12  2013年度基礎水理シンポジウム
 「移動床水理学が生態系保全に果たす役割」での講演資料がUPされました. 
 土木学会水工学委員会基礎水理部会(外部)
2013.9  2013年 応用生態工学 第17回大阪大会にて,
 自由集会「河床の見方 〜水理学と生態学 河川中上流域を中心に〜」,
 自由集会「小さな自然再生」 を開催しました. 沢山の方においでいただきました! 
 応用生態工学会第17回大阪大会(外部)
2013.5  2013年 河川技術に関するシンポジウムで,優秀発表者賞をいただきました!
 不撓不屈の精神で精進します. 
 土木学会水工学委員会河川部会(外部) 
     

■研究と興味の方向性 / Research interests

研究キーワード / Keywords

礫床河川の水理,河床環境,河川地形と生息場,生息環境評価,河川災害復旧,中小河川,多自然川づくり,小さな自然再生

hydraulics in gravel-bed rivers, riverbed environment, river morphology and habitat, habitat evaluation, disaster restoration projects for rivers, small and medium-sized rivers, river restoration, collaborative nature restoration

  
(梅谷川/岐阜県不破郡垂井町,イケショマナイ川/北海道標津町,矢作川/愛知県豊田市)


1.気候変動による水害リスク変動とその適応策の地域実装:2015-

文科省 気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)のモデル自治体として,岐阜大学・岐阜県で採択され,その代表を務めています.
気候変動による自然災害(水害,土砂災害,雪害)リスク変動の定量的評価と,人口減少・高齢化・産業構造の変化といった社会環境変動に適応した持続可能な地域の姿を,多くの協力者の方々と模索しています.

FY2015-2019予定 文科省 気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT) 
 課題(iii)自治体における気候変動適応の推進体制構築及び汎用的な影響・適応策評価技術開発支援
 サブ課題b:岐阜県における防災を主とした気候変動適応の推進体制構築及び汎用的な影響・適応策評価技術開発支援

2.沖積平野自然堤防帯における高水敷掘削と土砂再堆積プロセスに関する研究:2013-

多くの直轄河川で実施されている高水敷掘削は,洪水時の水位を低下させるために行っている治水対策ですが,自然堤防帯区間では掘削後の地形変化によって「わんど・たまり」といった氾濫原的環境が形成されることがあり,治水と環境保全の両義的な河川管理技術となる可能性があります.一方で掘削後の土砂の再堆積速度は比較的大きく,掘削の効果がどれくらいの期間維持できるかといった実務的な課題もあります.高水敷掘削後の土砂の再堆積過程を,土砂水理学的な側面,微地形形成の側面から研究しています.

FY2017-2019予定 河川砂防技術研究開発助成 地域課題(河川) 高水敷掘削後の再堆積過程に流送土砂の粒度組成と流況が与える影響  

.中小河川の河道設計と維持管理の効率化に関する研究:2011-

河川延長の大部分を占める中小河川について、洪水に対する安全性と河川環境の多様性を両立し、 維持管理を効率化するための河道設計手法を提案しています。
また、中小河川の多自然川づくりを支える各種の工法の開発・提案も行っています。
バーブ工法瀬淵工早瀬工部分拡幅工法(Local River Widdening)  等

FY2016-2017   河川整備基金(調査研究一般的助成)   山間地河道の河川地形を保全・復元するための改修手法〜河岸の粗度に着目して〜  
FY2014-2015    河川整備基金(調査研究一般的助成)    河道安定と場の多様性をもたらす部分拡幅工法 〜機構解明と日本の河川への適用性〜 

.石礫床河川における流砂と河床環境と生物利用に関する研究:2010-

石礫床河川は、水理学的にも生態学的にも興味深い領域です。
礫床河川の生物は河床面近傍の粗度層から河床空隙のみならず、 その下を伏流して流れるhyporheic zoneまでも利用しています。
水理学は、流れの鉛直構造に着目してきましたが、粗度層よりも下の領域については、やや関心が薄かった感があります。
生物の視点からは、粗度層から下が大事ですので、こちらがきちんと記述できる学問体系(生態水理学)が必要であると感じています。

FY2016-2018予定    科研費(若手B)    河川中上流域における河床環境評価と河床変動解析を統合した数値解析モデルの開発
FY2013    WEC応用生態研究助成     粗粒化した石礫河床への土砂供給が流れ場の構造と遊泳性魚類の空間利用に及ぼす影響

.中小急流河川におけるせん断応力分布に着目した改修手法の研究:2008-

護岸 粗度 アスペクト比 川幅水深比 中小急流河川 災害復旧 
幅水深比が小さく粗度配置が異なる条件化におけるせん断力分布の観点から、被災しにくい改修断面の有り方について検討。  −>研究課題3に発展継続

.水理解析とGISを用いた氾濫原の生態的機能に関する研究:2004-2007

氾濫原 GIS 生態的機能
明治時代以降の氾濫原地帯の河道と地形をGIS 上で再現し、数値シミュレーションにより 洪水氾濫を再現して、霞堤が有していた過去から現在にかけての生態的機能の変遷を考察。このとき習得したGISによるデータハンドリングが、今も役に立ってます。便利ですね。 −>研究課題2に発展継続

7.河川中上流域における生息環境評価手法に関する研究:1999-2000

PHABSIM IFIM 平面二次元不定流解析 多自然川づくり インパクトレスポンス
当時、PHABSIMが一部で流行っていました。なんとか改良して、川づくりのツールにできないだろうかと考えていました、その後、新機軸から手法のグレードアップを検討してきました.
−>研究課題4に発展継続


  「中小河川とその流域」を主な対象として,開水路の水理,土砂水理の知見を活用した,実務者視点での研究と,地域密着・実践向きの技術開発、「礫床河川」を主な対象として,河床環境に着目した水理学と河川生態学の学際分野に取り組んでいます.色々と取り組むべき課題や,アイデアはノートにたまる一方で,なかなか時間がとれないのが悩みの種です.

ここ数年は「石ころ」「水文地形学」にはまりはじめています。
地質学的なものの見方ができると、ともすれば河川という空間のみに着目してしまいがちな河川工学に、時空間的な広がりが生まれます。
欧米の大学では、地形地質学は、教養課程できちんと教えているようです。
地質が複雑な自然災害大国日本こそ、きちんと地形地質学を教えるべきではないかと思います。必修化要望!

また、気候変動の影響が無視しえないものとなってきています。河川管理に関わるものとして、大変な危機感を持ってます。気象災害のリスクをどう低減するか?この時代に立場を与えられたものの宿命として、取り組んで行きます。

川と直接の関係はありませんが、最近、「コケ」が好きになってきました。多肉植物もいいですねー。ベランダがマンネングサだらけになってきました。(2015/5)

■石と川の写真

石ころコレクション  

Vol.1 岩石標本(1/3) 火成岩類
Vol.2 岩石標本(2/3) 堆積岩類
Vol.3 岩石標本(3/3) 変成岩類

Vol.4 木曽川水系 長良川の石コレ
Vol.5 木曽川水系揖斐川支川 相川の石コレ
Vol.6 琵琶湖の湖岸で拾った石コレ

以下,川などで入手した石ころコレクションを順次掲載予定...

川の写真集

Vol.1 木曽川水系 揖斐川支川 根尾西谷川
Vol.2 神通川水系 高原川支川 蒲田川
Vol.3 天竜川水系 三峰川と美和ダム
Vol.4 天竜川水系 太田切川
Vol.5 矢作川水系 矢作川
Vol.6 吉野川水系 吉野川
 
以下,折を見て川を足していきたいと思います.

■趣味

・卓球    >>卓球趣味のページ<<

・石コレ

  家族旅行だろうがなんだろうが、表層地質図を予習してから現地に赴き、思う存分、石を拾う。
  愛用のエスティングハンマーは、前の前の職場を去るときに、Y川さんに餞別としていただいたものです。感謝…

・陶芸

  マイ電気釜も持ってますが、最近、あまり焼いていませんー。


■所属学協会

・土木学会  ・・・水工学委員会基礎水理部会委員

・国際環境水理学会(IAHR)

・応用生態工学会

・水文水資源学会 ・・・2017年に入会しました.

■外部リンク

岐阜大学水系動態研究室
出身研究室(当時は河川工学研究室)であり,現在の職場です.
藤田裕一郎・岐阜大学名誉教授のご指導のもと,修士課程終了後のブランクを経て博士号を修めました.

(国研)土木研究所自然共生研究センター
以前の職場です.日々是勉強でした.まったくもってありがたいことです.

岐阜県自然共生工法研究会
環境修復ワーキンググループで,「小さな自然再生」に取り組んでいます.

本ホームページの内容は,原田守啓個人によるもので,個人の主義主張の部分については,所属する団体等には関係するものではありません.