このページは,川を愛してやまない原田守啓の研究についてまとめた私的なページです.
普段は>>> Facebook <<<<にいろいろ書き込んでます。
Facebookのアカウント持っている人でないとみられないことに最近気が付きました。
This is personal website of Morihiro Harada. Morihiro Harada is a researcher in river engineering. Harada works as an associate professor at the River Basin Research Center of Gifu University. Harada is studying river hydraulics, river morphology and physical habitat based on these related systems. Harada also provides technical advice on projects related to river environment conservation and restoration, based on his career as a civil engineer.
(根尾川/岐阜県揖斐川町,太田切川/長野県,原田川/鹿児島県)
大学の人、研究者としての活動の記録はこちらに一本化しました。履歴などもこちらに。
気象・森林・水文・河川・農業・地域社会と幅広い専門の先生方と活動しています。
近況は研究室のページにちらちらとアップしております。
川の流れと土砂の動きをコントロールするバーブ工法の研究会ウェブサイトです。
岐阜県自然共生工法研究会 環境修復ワーキングの非公式ページです。最近全然更新できてないです。申し訳ない。
日付 | リンク等 | |
2023.3.17 |
環境省環境研究総合推進費に申請課題を採択いただきました. 岐阜大学・岐阜県水産研究所・岐阜県森林研究所・(国研)国立環境研究所の共同研究により,地域を対象とした「長良川流域における森・里・川の気候変動適応が中山間地域の生業の持続性とウェルビーイングに与える影響の研究」に取り組みます. |
令和5年度環境研究総合推進費における新規課題の採択決定について(PDF) |
2022.9.1 | 岐阜大学流域圏科学研究センターで本を出しました。 | River Basin Environment: Evaluation, Management and Conservation |
2021.12.30 | 環境省環境研究総合推進費の成果について、中日新聞1面に取り上げていただきました。 | 長良川のアユ漁、温暖化で異変 水温上昇、増水で産卵に遅れ?(中日新聞) |
2020.3 |
環境省環境研究総合推進費に申請課題を採択いただきました. 岐阜大学・岐阜県水産研究所・(国研)土木研究所の共同研究により,地域を対象とした「水防災・農地・河川生態系・産業への複合的な気候変動影響と適応策の研究」を推進します. |
令和2年度環境研究総合推進費における新規課題の採択決定について(PDF) |
2020.2 | 岐阜大学地域環境変動適応研究センター(RARC)のセンター長を仰せつかりました.4月から始まる岐阜県気候変動適応センターの岐阜大学側組織でもあります. | 岐阜大学地域環境変動適応研究センター |
2019.夏 | 大学の中堅若手海外派遣プログラムの支援をいただいてカナダの水産海洋省とサスカチュワン大学に一か月強ほど単身お邪魔してきました.色々と目からウロコでしたわい. | |
2018.7 |
7月上旬に発生した豪雨災害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます. 2018年7月の豪雨災害における美濃地方の被害状況について所見を述べました. |
2018年7月豪雨災害における岐阜県美濃地方の被害に関する所見(研究室ホームページ) |
2017.4 | 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター(AMET)の兼任になりました。 | |
2016.11 | 糸貫川 清流平和公園の水辺(岐阜県北方町)が、土木学会デザイン賞 優秀賞を受賞しました. |
土木学会デザイン賞ホームページ 本事例のページ |
2015.12 | 文部科学省の気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)に、岐阜大学と岐阜県が、モデル自治体として採択されました。 私はこのプログラムの実施責任者を仰せつかってます。平成27年度から平成31年度までの5年間、SI-CATコミュニティの皆さんと、岐阜県さん、学内メンバーとともに、気候変動に高度に適応した岐阜県の姿を目指して突き進んでいきます。気候変動適応はありとあらゆる分野に及ぶ仕事なので、私は川のほうからアプローチします。 | 気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT) |
2015.4 | 岐阜大学地域減災研究センターの兼任になりました。減災技術開発部門長を仰せつかりました。表向きは「清流の国ぎふ 防災・減災センター」です。 |
清流の国ぎふ防災・減災センター(外部) |
2014.12 | (独)土木研究所自然共生研究センターを離れ、 岐阜大学流域圏科学研究センターに着任いたしました。 |
岐阜大学流域圏科学研究センター(外部) |
ResearchGate <-あまり更新してません J-GLOBAL <-最近はResearchmapと連動しているようです
いつか仲間たちと河川工学の教科書を書きたいと思っています.下記の本はいずれも分担執筆で参加しております.
「河川とその流域」を主な対象として,開水路の水理,土砂水理の知見を活用した,実務者視点での研究と,地域密着・実践向きの技術開発、「礫床河川」を主な対象として,河床環境に着目した水理学と河川生態学の学際分野に取り組んでいます.
隣接分野として「気候気象学」「地質学」「水文地形学」にはまりはじめています。地質学的なものの見方ができると、ともすれば河川という空間のみに着目してしまいがちな河川工学に、時空間的な広がりが生まれます。欧米の大学では、地形地質学は、教養課程できちんと教えているようです。地質が複雑な自然災害大国日本こそ、きちんと地形地質学を教えるべきではないかと思います。
また、気候変動の影響が無視しえないものとなってきています。河川管理に関わるものとして、大変な危機感を持ってます。気象災害のリスクをどう低減するか?この時代に立場を与えられたものの宿命として、取り組んで行きます。
礫床河川の水理,河床環境,河川地形と生息場,生息環境評価,河川災害復旧,中小河川,多自然川づくり,小さな自然再生,気候変動適応
hydraulics in gravel-bed rivers, riverbed environment, river morphology and habitat, habitat evaluation, disaster restoration projects for rivers, small and medium-sized rivers, river restoration, collaborative nature restoration, adaptation for climate change
(切立川/岐阜県郡上市高鷲,横山ダム付近/岐阜県揖斐川町,竹原川/岐阜県下呂市)
(木曽川/長野県南木曾,吉野川/高知県,付知川支川/岐阜県中津川市)
(竹原川/岐阜県下呂市,梅谷川/岐阜県垂井町,男前ハイボールメガジョッキ/愛知県一宮市)
(円原川/岐阜県山県市,イケショマナイ川/北海道標津町,柳瀬川/東京都・埼玉県)
(新境川/岐阜県各務原市,矢作川/愛知県豊田市,大井川/静岡県島田市)
(長良川・夏/岐阜県岐阜市,長良川・秋/岐阜県岐阜市,Upstream of the Ciliwung River/Bogor,
Indonesia)
(South Saskachewan River/SK, Canada x2, North Saskachewan RIver/SK,
Canada)
(揖斐川/岐阜県安八町,安曇川河口/滋賀県高島市,碁石浜海岸/岩手県大船渡市)
文科省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)のモデル自治体として,岐阜大学・岐阜県で採択され,その代表を務めています.
気候変動による自然災害(水害,土砂災害,雪害)リスク変動の定量的評価と,人口減少・高齢化・産業構造の変化といった社会環境変動に適応した持続可能な地域の姿を,多くの協力者の方々と模索してきました.
そこで得られたパートナーシップと新たな問題意識を土台として,2020年からは新たな研究課題に,多くの共同研究者らとともに取り組んでいます.
FY2020-2022(予定)環境省環境研究総合推進費 気候変動領域2-2004
水防災・農地・河川生態系・産業への複合的な気候変動影響と適応策の研究
FY2015-2019 文科省 気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)
課題(iii)自治体における気候変動適応の推進体制構築及び汎用的な影響・適応策評価技術開発支援
サブ課題b:岐阜県における防災を主とした気候変動適応の推進体制構築及び汎用的な影響・適応策評価技術開発支援
石礫床河川は、水理学的にも生態学的にも興味深い領域です。礫床河川の生物は河床面近傍の粗度層から河床空隙のみならず、その下を伏流して流れるhyporheic zoneまでも利用しています。水理学は、流れの鉛直構造に着目してきましたが、粗度層よりも下の領域については、やや関心が薄かった感があります。生物の視点からは、粗度層から下が大事ですので、こちらがきちんと記述できる学問体系(生態水理学)が必要であると感じています。
FY2019-2021
科研費(基盤C) 河床環境-河床変動統合解析による石礫床河川の生息場時空間動態の解明
FY2016-2018 科研費(若手B) 河川中上流域における河床環境評価と河床変動解析を統合した数値解析モデルの開発
FY2013
WEC応用生態研究助成
粗粒化した石礫河床への土砂供給が流れ場の構造と遊泳性魚類の空間利用に及ぼす影響
多くの直轄河川で実施されている高水敷掘削は,洪水時の水位を低下させるために行っている治水対策ですが,自然堤防帯区間では掘削後の地形変化によって「わんど・たまり」といった氾濫原的環境が形成されることがあり,治水と環境保全の両義的な河川管理技術となる可能性があります.一方で掘削後の土砂の再堆積速度は比較的大きく,掘削の効果がどれくらいの期間維持できるかといった実務的な課題もあります.高水敷掘削後の土砂の再堆積過程を,土砂水理学的な側面,微地形形成の側面から研究しています.
FY2017-2019 河川砂防技術研究開発助成 地域課題(河川) 高水敷掘削後の再堆積過程に流送土砂の粒度組成と流況が与える影響
河川延長の大部分を占める中小河川について、洪水に対する安全性と河川環境の多様性を両立し、維持管理を効率化するための河道設計手法を提案しています。また、中小河川の多自然川づくりを支える各種の工法の開発・提案も行っています。
バーブ工法,瀬淵工,早瀬工,部分拡幅工法(Local
River Widdening)
等
FY2016-2017 河川整備基金(調査研究一般的助成)
山間地河道の河川地形を保全・復元するための改修手法〜河岸の粗度に着目して〜
FY2014-2015
河川整備基金(調査研究一般的助成) 河道安定と場の多様性をもたらす部分拡幅工法 〜機構解明と日本の河川への適用性〜
護岸 粗度 アスペクト比 川幅水深比 中小急流河川 災害復旧
幅水深比が小さく粗度配置が異なる条件化におけるせん断力分布の観点から、被災しにくい改修断面の有り方について検討。 −>研究課題4に発展継続
氾濫原 GIS
生態的機能
明治時代以降の氾濫原地帯の河道と地形をGIS
上で再現し、数値シミュレーションにより 洪水氾濫を再現して、霞堤が有していた過去から現在にかけての生態的機能の変遷を考察。このとき習得したGISによるデータハンドリングが、今も役に立ってます。便利ですね。
PHABSIM IFIM
平面二次元不定流解析 多自然川づくり インパクトレスポンス
当時、PHABSIMが一部で流行っていました。なんとか改良して、川づくりのツールにできないだろうかと考えていました、その後、新機軸から手法のグレードアップを検討してきました.
Vol.1 岩石標本(1/3) 火成岩類
Vol.2 岩石標本(2/3) 堆積岩類
Vol.3
岩石標本(3/3) 変成岩類
Vol.4
木曽川水系 長良川の石コレ
Vol.5
木曽川水系揖斐川支川 相川の石コレ
Vol.6 琵琶湖の湖岸で拾った石コレ
以下,川などで入手した石ころコレクションを順次掲載予定...
Vol.1
木曽川水系 揖斐川支川 根尾西谷川
Vol.2
神通川水系 高原川支川 蒲田川
Vol.3
天竜川水系 三峰川と美和ダム
Vol.4
天竜川水系 太田切川
Vol.5
矢作川水系 矢作川
Vol.6
吉野川水系 吉野川
以下,折を見て川を足していきたいと思います.
・卓球 >>卓球趣味のページ<<
・石コレ
家族旅行だろうがなんだろうが、表層地質図を予習してから現地に赴き、思う存分、石を拾う。
愛用のエスティングハンマーは、前の前の職場を去るときに、Y川さんに餞別としていただいたものです。感謝…
・陶芸
マイ電気釜も持ってますが、最近、あまり焼いていませんー。
・土木学会 ・・・水工学委員会基礎水理部会委員
・国際環境水理学会(IAHR)
・応用生態工学会
・水文水資源学会 ・・・2017年に入会しました.
岐阜大学水系動態研究室
出身研究室(当時は河川工学研究室)であり,現在の職場です.
藤田裕一郎・岐阜大学名誉教授のご指導のもと,修士課程終了後のブランクを経て博士号を修めました.
(国研)土木研究所自然共生研究センター
以前の職場です.日々是勉強でした.まったくもってありがたいことです.
岐阜県自然共生工法研究会
環境修復ワーキンググループで,「小さな自然再生」に取り組んでいます.
本ホームページの内容は,原田守啓個人によるもので,個人の主義主張の部分については,所属する団体等には関係するものではありません.